ルテインにより黄斑変性症の予防や症状の緩和が期待できます

黄斑変性症は、失明に至ることもある目の疾患ですが、ルテインにより予防や症状の緩和が期待できます。

 

まずレンズの役目を果たす水晶体から入ってきた光は、網膜で映像を結びますが、その際、光を直接受ける微細な斑点状の集合体を黄斑部と呼びます。

 

黄斑部は網膜の中央にあって、その部位には円錐の形をした光受容体という細胞が何百万と存在しています。

 

この光受容体が見た物の形状、色や大きさ、距離などを識別しています。

 

しかし光にさらされ続けることによって活性酸素が生じると、黄斑部にある脂質が酸化され、細胞が破壊されてしまいます。

 

その結果、視野がぼやけるなどの症状が現れるのが黄斑変性症です。

 

視野が部分的に欠損する場合もあり、そのまま進行していくと失明してしまいます。

 

症状を改善するには、黄斑部を活性酸素から防御してくれる成分を取り入れる必要があります。

 

抗酸化作用をもつ成分が、組織を活性酸素から守るからです。

 

中でもルテインにはすぐれた抗酸化作用があり、紫外線やパソコンの青色光を吸収する働きもあります。

 

青色光は特に多量の活性酸素を生じますが、ルテインはこの青色光を吸収することで、黄斑部の組織を活性酸素から守ります。

 

医療の現場の調査報告によると、黄斑変性症の患者が継続的にルテインを摂取した結果、80%もの人に症状の改善が見られました。

 

ルテインを多く含む食材は色の濃い緑黄色野菜です。

 

ケール、ちりめんキャベツという名の縮れたキャベツ、パセリ、ほうれん草などが高い含有率でルテインを含みます。

 

その他、芽キャベツやかぼちゃ、にんじん、野菜以外では卵黄にもあります。さらにルテインは脂溶性であるため、油とともに摂取することで吸収率が高まります。