ルテインは網膜剥離の予防に効果あるの?

ルテインは網膜剥離に対して予防効果あるのか?

 

網膜剥離と言えば、目の病気の中でも特に失明というイメージがかなりあります。

 

特にプロボクサーが網膜剥離が原因で引退するといったニュースでそういったイメージを持ってしまいがちです。

 

こういった格闘技などによる網膜剥離は全体のわずかな物であり、実は他にも原因はあります。

 

そして目にとって欠かせない栄養素のルテインですが、網膜剥離の予防に関しては効果があるのか?というのが気になります。

 

結論から言えば、ルテインは網膜剥離の予防には効果があります

 

ただし、予防には効果があるのですが、網膜剥離を発症した場合に限っては手術以外に治す方法はありません。

 

そこで今回は網膜剥離について知識を深めつつ、予防するための対策方法をご紹介していきます。

 

 

網膜の役目ついて

網膜の役目について知っておく事

 

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網膜は一番わかりやすい例で言うと、カメラが説明しやすく、理解しやすいのです。

 

カメラで例えると、網膜はフィルムとしての役割を担っている部位です。

 

日常生活において目で物を見た時、光は角膜を通って瞳孔から眼球内に入ってきます。

 

この光が水晶体で屈折した後に網膜に届き、網膜で感じた光の刺激が視神経を通じて脳に伝わり「見える」という認識になります。

 

網膜は眼球の内部を覆っており、一続きの薄い膜で厚みは0.2〜0.3ミリ程で、中心部位は視力にも関係しています。

 

網膜の奥(目の後ろ側)には黄斑と呼ばれる部位があり、少しへこんだ中心窩と呼ばれる視力にとって最も重要な部位です。

 

さらに黄斑の後ろには視神経が集中しており、脳へとみた物の情報を送っています。

 

網膜が剥がれる事で網膜剥離となり、視力にも影響が出てきます。

 

網膜の状態を把握するには眼科で定期検査を行うのが一番確実です。数か月おきに検査で確認しておくのをおすすめします。

 

網膜のトラブルは早期発見できれば、その分症状の進行も早めに抑える事が出来るので重症になる前に予防が出来ます。

 

網膜の検査方法

網膜の検査は何を行う?

 

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眼科で網膜の検査を行う場合、一般的に行われている検査は点眼薬を使用して瞳孔を開いた状態で眼底の調査を行う「眼底検査」です。

 

専用の眼底カメラや眼底鏡を用いてレンズの中に映る網膜・血管・視神経を目視でチェックします。

 

この検査は様々な目の病気を発見する事ができるので、網膜剥離だけではなく緑内障や白内障の発見にも役立ちます。

 

網膜剥離が起きている場合、網膜の色が青白く混濁したり、さらに進行している際は盛り上がった形状やシワが発見されます。

 

もし眼底検査で裂孔が見つかった場合、網膜が剥がれていない状態ならレーザーで裂孔を塞ぐ事が可能で入院せずに外来で対応できます。

 

逆に裂孔が進行している状態だと即手術となり、網膜剥離を発見したら入院して安静にする事が求められます。

 

これは体や眼を動かすと剥離が進行する可能性がある為です。

 

また「視野検査」と呼ばれる見えない部位の位置を確認する方法もあります。
視野検査は正面を見ている状態で行い、上下左右とあらゆる方向において見えている範囲を調べます。

 

以下が正常な視野範囲となります。

正常な視野範囲(片目)

  • 上方…60度
  • 下方…75度
  • 鼻側…60度
  • 耳側…100度

という広い視野を持っています

 

検査は両目で行うと視野が狭くなったことが確認しづらいので、必ず片目毎に行います。

 

視力検査の時と同じような感覚で行う検査なので、短時間で終るので手間もかかりません。

 

眼科で目の検査を行う場合、視力と併せて行うと一度で色んな項目がチェックできるので便利です。

 

網膜剥離で起きる症状

網膜剥離はどんな症状なのか?

 

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網膜の構成は、神経網膜と網膜色素上皮細胞層の2枚の膜が重なって出来ています。

 

網膜剥離は眼球の内側にある神経網膜が様々な原因により、網膜色素上皮細胞層から剥がれてしまう状態を指しています。

 

主な原因としては加齢による網膜の裂孔です。裂孔とは裂けて穴が空いていしまうという意味を指しています。

 

そして網膜が剥離している状態では、酸素や栄養分が土台から全く届かなくなり、光を感じる細胞が死に続けます。

 

網膜の剥離は時間と共に拡大し、視野欠損を自覚するようになります。

 

いつもは見えていたはずの視野の端っこが見えなくなり始め、徐々に視野の範囲が狭まってきます。

 

さらに網膜剥離が進行して黄斑部に至った場合、対象が歪んで見えたり、視力低下を引き起します。

 

また、若者と中年による剥離の状態にも違いがあるので下記を参考ください。

 

若者は20〜30代で、中高年は40代以上を意味しています。

比較項目

若者

中高年

主な原因

強度の近視および外傷 後部硝子体剥離

裂孔の形状

円孔 弁状裂孔(馬蹄型)

剥離の起きやすさ

起こりにくい 起きやすい

剥離の発症年齢

20代に多い 50〜60代がピーク

剥離の進行速度

遅い 早い

剥離時の症状

飛蚊症以外の自覚症状が無いケースが多く、視野欠損・視力低下が起きる 飛蚊症・光視症が酷くなり視野欠損・視力低下が起き、変視症が突発的に起きる

 

若者と中高年では網膜剥離の起きやすさや進行速度が全く持って違います。

 

これは年齢による細胞の老化スピードなどが考えられ、加齢するごとに細胞の老化が起きるので、若い時は細胞が活発なのが関係しています。

 

また網膜剥離には飛蚊症・光視症・変視症がキッカケで起きるケースが多く、これらの症状が出た場合網膜剥離の予兆として捉えておいた方が良いでしょう。

 

網膜剥離が起きる原因

網膜剥離が起きる原因は幾つもある

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網膜剥離は様々な原因によって起こっています。特に多いのが加齢による物です。

 

加齢に伴って眼球内を満たしている硝子体が縮小した際、癒着した網膜が引っ張られて穴が開いてしまいます。

 

穴が空いた状態の事を裂孔(れっこう)と呼び。ほとんどの網膜剥離は裂孔が起きる事によって発症します。

 

網膜の薄くなった部分は穴が空きやすく、20代前半の若さでも裂孔原性網膜剥離が起きるケースもあります。

 

そして裂孔から網膜の裏側に水が入り込んでしまい、網膜が剥がれてしまいます。これが網膜剥離が起きる仕組みとなります。

 

硝子体は目の中にあるゼリー状の物で、加齢によって液状に溶けてしまう事があります。

 

硝子体は年齢が若い時期は眼球に接触しており、特定の部位で癒着している事はありません。

 

網膜と硝子体が本来癒着していないはずの部位で強く癒着しているのが網膜硝子体癒着と呼ばれます。

 

この症状は年齢が若くても近視の症状がある場合、眼に穴が開いて網膜剥離を起こすケースもあります。

 

加齢を重ね中高年になると、硝子体が溶けてゼリー状から液体になり、眼球の動きと同時に硝子体が揺れ動くようになってしまいます。

 

硝子体は加齢によって収縮していき、眼球内部を満たせなくなる程に縮み、網膜の表面から離れてしまい、後部硝子体剥離を起こします。

 

後部硝子体剥離は60代になる時期を境に起こり始め、近視の人は早めに、遠視の人は遅めに起こる傾向があるのが特徴です。

 

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また、スポーツや格闘技で起きる網膜剥離は外傷性網膜剥離と呼ばれており、ボクシングのパンチやボールが目にあたって強い力が目にかかる事で網膜が剥がれてしまう症状です。

 

特に命に係わる可能性があるのが糖尿病網膜症です。

 

重度の糖尿病性網膜症や網膜静脈閉塞症などによって網膜の血管が詰まり、網膜の血流が低下して不足した際に網膜に出血や白斑、未熟な血管が生える事があります。

 

その結果、眼の奥で大出血や網膜剥離が起きてしまい難治性の緑内障が起こるケースもあり、この状態は失明に繋がり、糖尿尿により様々な合併症が起きるケースが多々あります。

 

網膜剥離の治療方法

網膜剥離で行う治療方法は何?

 

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網膜剥離になった場合、治療を行うのは手術以外にありません。

 

網膜の自然治癒は全く出来ず、剥がれた網膜を再び眼球に張り付ける方法しかないのです。

 

手術を行う事で失明を防ぐ事が出来ます。網膜剥離を放置していると最後は必ず失明します。

 

網膜剥離になってしまうと、失明という行先に向かって一方通行で引き返せない道路のような物です。

 

手術により網膜を復位させ、進行を止める事でしか失明から守る方法はありません。

 

また手術によって低下した視力の部分的な回復が見込めます。

 

網膜が剥がれはじめ、徐々に範囲が広くなって黄斑の中心部分(中心窩)が剥離すると視力が低下してしまいます。

 

そこで手術で網膜を復位させることにより、低下した視力はゆっくり回復に向かうでしょう。

 

術後の回復の程度は、中心窩の視細胞がどのくらい生き残っているかによって変わってきます。

 

網膜剥離の手術で行う内容は以下の手法です。

  • 網膜復位術⇒眼球の外側から行う手法
  • 硝子体手術⇒眼球の内側から行う手術

上記の手術方法が主に行われている内容です。

 

まず網膜復位術ですが、基本として初めての手術はこの手法を用いられています。

 

眼球の外側にある壁(強膜)に円柱状のシリコンスポンジを当てて穴を塞ぎます。

 

その術後にレーザーを用いて網膜の穴を塞いで完了するといった流れです。

 

レーザーで余計な網膜を間引きし、新生血管の発生を抑えたり、出血の吸収を促進する目的があるのです。

 

そして、基本的に病気そのものの治療よりも病気によっておこる合併症を予防する目的が強い処置となります。

 

網膜復位術は視力を完全に回復させるものではありませんが、失明を防ぐ効果が期待できる方法となります。

 

また眼に対する侵襲は少ないのですが、術後に乱視や眼球運動障害が発症する可能性があります。

 

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次に硝子体手術ですが、網膜復位術で回復しなかった場合や複雑な症状の場合に行う手法となります。

 

眼内に小さな針のような機械を挿入し、硝子体を切り取って除く処置を行います。

 

この方法は、網膜にかかる硝子体牽引を解除もしくは弱める事が可能となります。

 

網膜裂孔から網膜の裏に機械を挿入して、水を吸い取りながら眼球内に空気を満たしていく事によって網膜をほぼ完全に復位できる手術です。

 

硝子体手術を行うメリットは、網膜を直接いじる事が出来るので大きな網膜裂孔の治療も可能であり、眼球内のどの部位の剥離でも治療できる事です。

 

また眼内に照明装置を入れて網膜を至近距離から照らす事で、顕微鏡や眼内内視鏡で拡大して観察も行えて小さな裂孔も発見可能となります。

 

更には眼内に細いピンセットなども挿入できるので、網膜の表面に出来た増殖膜を取り除く事も出来るようになります。

 

網膜剥離になった場合、どれくらいの症状が進行しているか?によって手術の規模も変わってきます。

 

できるだけ定期検査を行うようにし、早期発見および早期治療で初期症状で押さえておくと目を守る事が出来ます。

 

ルテインによる網膜剥離の予防

ルテイン摂取による網膜剥離の予防

 

最初に述べましたが、網膜剥離の予防においてルテインが効果を発揮してくれます。

 

それは、網膜剥離の原因となっている硝子体や飛蚊症に対してルテインが有効成分となっているからです。

 

ルテインは網膜の中に存在し、若い時は充分な量があるのですが加齢によってルテインの量は減少していきます。

 

ルテインは抗酸化作用があり、量が減ると抗酸化の力が弱まってしまいます。これが加齢による硝子体の劣化に繋がるのです。

 

硝子体の老化を防ぐ事が網膜を守る事にも繋がり、眼球の状態を維持する事が出来るようになるでしょう。

 

ルテインだけではなく、アントシアニンやアスタキサンチンも抗酸化作用が高い成分であり、同時に摂取するのをおすすめします。

 

網膜剥離だけではなく、飛蚊症・緑内障・白内障の予防にもルテインは高い効果を持っているので、目を守るためにも欠かせない成分です。

 

ルテインを効率よく摂取するにはサプリメントが手軽で簡単です。水で飲むだけなのでいつでも飲む事ができて便利です。

 

またアントシアニンやアスタキサンチンといった成分も同時に摂取できるので、ルテインの吸収効果を高める事が出来るようになります。

 

網膜剥離を予防し、視力を守るためにもルテインサプリを摂取して行きましょう。